1ドル130円いくか!?
2022年4月21日朝の時点で1ドル128円前後。
昨日129.3円まできたところで一回反落128円切るところまで戻ったが、また上がってきそうな感じの雰囲気を出している。
1ドルが130円を超えるのはいつ以来かと振り返ると2001年に以来初めて
ただ、超長期のチャートを見てみると、1980年代は250円くらい。1970年代は350円くらいからスタートしている。
円の価値はそのころから比べると3倍も上がっていることになるけど。
改めて円の歴史を調べてみようと思った。
歴史(といっても過去50年くらい)を見返すといろんな理由で上がったり下がったりしていることがわかる。
1973年 ドル円が完全変動相場制に移行 これがドル円の本当のはじまりでいいのかな
1978年くらいまで 日本の貿易黒字がすごくて円高円高
1978年 カーターショック(ドル防衛策)で円安
1985年 プラザ合意(みんなで円安を防ごうの会)で一気に円高
1995年まで どんどん円高95年4月に1ドル79.75円!
1997年 アジア通貨危機でアジア通貨でアジア全体が通貨安となりもれなく日本も円安
1998年 売りに売られて1ドル147.66円!3年前の倍!
1998年 ロシア危機で逃避先が円となり円高が進む
2000年~2004年 1ドル100円から130円くらいでいったりきたり
2004年~2006年 アメリカが利上げ(1%→5.25%)して円安になる
2007年 パリバショック(リーマンショックの前兆)があってアメリカが利下げしここから徐々に円高
2009年 リーマンショックで世界中がパニック アメリカの利下げとリスクオフの円買いで円高
2012年 アベノミクスと黒田バズーカで円安が始まる
2022年 アメリカ利上げで円安が加速
歴史を振り返ると何度も何度も乱高下を繰り返しているのがわかる
今回の円安は2004年~2006年の利上げの際の状況と似ているように思うけど、コロナの因子もあるのでどう動くかはわからない。
いくら円安が進んでエネルギー資源や食品の輸入が苦しくなっても、日本にはもはや切るカードはなさそうだから、円高に転換するのを祈って待つしかない。
株やFXは慎重になる必要がある時期かもしれない。
でも投資しないと目減りしていくのも現実…むずかしい。
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