娘の性格が似てきた気がする
正直、似てほしくなかったけど、どう考えても長女は嫁さんではなく自分に似ている
長子長女という環境は長子長男の自分と同じ境遇なんだろう、「なんで私ばかり…」みたいなことを言うようになった
ただ、自分に似てきたということはあの時さんざん悩んだ自分を観ているような感覚になる
つまり、あの時こういわれていれば救われていたのにということを楽々言葉にできる
今感じていること、今悩んでいることはたいしたことではないのだよ
なんでそんなたいしたことないことで悩むのかといえば世界が狭いから、ただそれだけ
家を出て、街を出て、日本を出て、もしかしたら君たちの時代は地球を出ていくかもしれない
そんなところまで行けば今の悩んでいることが本当にどうでもいいくらい小さなことだってわかる
勉強しなきゃ、ピアノ弾かなきゃ、運動しなきゃ、ほんとうにダメ?
パパやママ、学校の先生が言っていることは本当に正しい?
何のためにやっているの?誰のためにやっているの?どうなりたいの?
いっぱい悩んだらイイ
悩んだ時間と頑張った時間は必ず帰ってくる
貯金していると思えば良いかもね
しかも利子が結構高めの「未来銀行」
複利効果って知ってる?めちゃくちゃ天才のアインシュタインていうおじいちゃんが言っていた
人類最大の発明は複利だって
悩んだり、頑張ったりすると貯蓄される幸せは複利の効果で雪だるまを転がすようにどんどん大きくなっていく
気が付いたら誰よりも幸せになっていると思うよ
でも複利の効果は短期間では発揮しないのさ
長い時間かかるけど最後は一気に上がるんだ!
みたいなことを知った口で諭してみたら、意外と刺さったみたいでそれから全然「私ばっかり」を言わなくなった
なんか「未来銀行」って絵本作れそうな気がしてきたw
娘を怒ってるときも、諭している時も、一緒に悔しがっている時も、結局は自分に言っている気がする
それは今の自分であり、小中学生時代の悩める自分にでもある
あの頃、こんなことを言ってくれる人がいたらこんなに歪んだ人間にならなかったのにw
でも、あの頃いっぱい悩んだから今、娘に刺さる言葉を渡せている気がする
何事も悪いことばかりではないのかもしてない、たとえ今が最悪でも
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